先日、住居の整理をしていたら、若い時から所持しているCDが大量にあることに気づきました。何年も前からオーディオ機器も持っておらず、家で聞く音楽はパソコンに取り込んだ曲の中でローテーションがほとんど確立されており、古いCDを改めて聴くようなことはしていませんでした。
車や電車の移動でも、プレイヤーにすでにダウンロードしてある曲をBGMとして垂れ流すだけ。若い時のように、ただただ音楽を聴くだけの時間が生活から消え失せてしまってました。まあ、いまでも好きなアーティストの新作や、懐かしいアーティストのアルバムを中古ショップで買ったりはするけれど、昔ほどじっくり聴き込むことはなくなりましたね。
かといって大量のCDを中古ショップやフリマサイトで処分したところで二束三文、いや、それ以下の価値にしかならないでしょう。僕の青春時代の思い出の品々をそんな形で手放すのは、さすがにもったいない。
でもこのまま聴き返す機会もなく、ずっと棚に飾ったままにしておくのもなんだかなあ。
と思っていたのですが、今はネットで自分だけの空間を持って、言いたいこと、やりたいことを好きなだけできる世の中じゃないかと気づきました。パソコン音痴の僕にしてみたらこれは発見といっても良いです。
ユーチューバーの方たちが良い例でしょうが、動画を撮影・編集というのも敷居が高い。そもそも機械オンチなのでカメラやパソコンの扱いに長けてもいない。
昔から読書はそこそこ好きなので、文章を書くだけならギリギリやれるんじゃないかと思い、ブログを通じて自分の好きな音楽を紹介することで、昔を懐かしんだり、再発見してもらえたらいいなあと。
僕の青春時代は主に90年代~2000年初頭といったところでしょうか。学際時代にバンドをやったり、友人同士で集まって音楽談議に没頭したりと、「No Music,No Life」がスローガンのような時期でした。
主に洋楽ロックを聴いていました。その頃の洋楽といえば、同世代の似たような趣味の方ならお分かりいただけると思いますが、90年代のグランジ/オルタナやメロコア、ミクスチャー系から、2000年代に入るとロックンロール・リバイバル発生の時代です。
2000年代はともかく、あまり現代の日本では90年代の洋楽ロックってあまり語られない気がするんですよね。70年代のハードロックやパンク、80年代のニューウェーブ系の話題って結構聞く気がするし、周りにもその時代の音楽が好きな人は多いです。年上の音楽友達が多いからかな?
では90年代はどうか?当然いますよ、有名なバンドやミュージシャン。ただし、まだ現役で活動しているケースが多いのか、そういったミュージシャンは「90年代」という位置づけでない気がします(例えばグリーンデイやオフスプリング、愛すべきグランジ勢ではパールジャムなんかがそうですかね)。
ただ、あくまでもですが、僕の周りにはほとんどいないんです。もちろんニルヴァーナなどを知っている人もいるのですが、その辺り止まりなんですよね。それこそパールジャムなんて知っている人はバンドやるような人しか知らないかも。
もっと良いバンドを知ってもらいたい。日本ではシングルが1、2曲ヒットしただけのバンドでも、もっと良い曲もある。ということをぜひ知ってもらえたらと思います。
とは言え、別に海外に住んでいたことがあるわけでもないので、普通に日本でも知られていたバンドやミュージシャンくらいしかわかりません。まあ今回の主な目的は、僕のCDコレクションの供養みたいなものなので、自己満足の世界で完結するかもしれません。今後このブログを読んでいただいた誰かの胸に刺さればいいかなと思って、投稿していきたいです。
というわけで次回の投稿から僕の所有するCDを紹介していきたいと思います。